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米ぬかの利用は先人の知恵

江戸時代には米ぬかは石鹸や洗剤の代わりや化粧品として庶民に広く利用されていました。

米ぬかは、玄米の胚芽とぬか層が粉上になったもので、ビタミンＢ１やＢ２、ナイアシンや、ビタミンＥ、ミネラルなどの成分が豊富に含まれています。
米ぬかは、非常に強い洗浄力を持ちます。その洗浄力は市販の洗剤以上ともいわれています。
強い洗浄力にもかかわらず洗顔後乾燥しないでつっぱり感がなく保湿があるのは米ぬかには20%程度の油分も含まれているからです。

米ぬかには美白に効果的とされている豊富に含まれるビタミンCとビタミンB2やミネラルは、 人のバリア機能にも存在する脂質成分・セラミドと混じり合っているため界面活性剤を混ぜたり、分子を小さくするなどしなくても格段に肌への浸透率が高く、早く効果を実感することができます。
また、米ぬかには紫外線防止作用のあるオリザノールや紫外線吸収剤のフェルラ酸が含まれるなど美容成分が豊富です。